水回りは住宅の中で最も老朽化が出やすい場所です。時代と共に便利になる設備・機能を一新して、明るくきれいで清潔な空間にしたいと望まれる方も多いはず。
ポイントとなるのは家族構成そして年齢。お子様と一緒にお風呂に入る、ご年齢を考えて手すりは必要か、などを踏まえて、広さやバリアフリー性などを決めましょう。現在そして先々のことをイメージしてお考えください。
足を長く伸ばせる浴槽にしたり、介護のために洗い場を大きくする等々の工夫も必要です。
冬季の浴室の寒さ対策は、冷たさを感じにくい床材、浴室を保温材で囲むなどの工夫もできます。
掃除がし易い排水溝や、水はけのよい防カビ素材の鏡や壁にすることで、清潔さを保持しやすくなります。
ご高齢の方には段差をなくし、要所要所にに手すりを設ける。転倒防止のための滑りにくい床材、床暖房などで寒さもやわらげます。
必要な機能をコンパクトに効率よく配置すれば朝の忙しい時間帯をスムーズにできます。
洗面室は、毎日の生活の多くの動作を行なう大切な空間です。用途に合応じた収納スペースの確保が大切です。システム洗面などは、必要なものがコンパクトに集約されて便利に工夫されています。洗濯機の隣にはタオルラックを設置すると便利!。出勤や登校の時間が重なるご家庭は、洗面台をツインボウルにするなど一考です。
利用度の高いスペースです。狭い空間を快適に過ごせる機能とタイプをよく吟味しましょう。
突然の来客でもあわてない、常に清潔にしておきたいトイレです。床材は掃除しやすい素材に。便器は多くのメーカーから、センサーのついたものや節水性に優れた製品などいろいろ発売されています
凹凸がすくなく、汚れが付着しにくい素材の便器はお掃除がラクです。フタの開閉そして水洗をセンサー式にすると、清潔度が高まります。